変容変花
自宅をでるとき
付近は曇っていて
わたしは、傘をバッグにいれた。
三ノ宮をでて、向かう途中
雲は薄れ
雨の気配はなくなった。
到着すると
わたしは真っ先に浜に行く。
陽射しがあまりにも強いので
持っていた紺の雨傘をさしながら。
今の生活は外で裸足になることはまずない。
少しの石でも痛い。
子どもの頃はもっと痛くなかったような気がする。
今日のメインは、
あぁちゃんとおはなしすること。
はなしはじめると
一つのことばから
波紋が広がるようにはなしが
広がっていく。
はじめのことばがなんだったのか
わからなくなるくらい。
漢字がなくなり
ひらがなになったり
言葉がなくなり
おとになっていくような。
記憶がなくなり
いまを感じるためだけの
その空間。
出逢ってから5年くらい
わたしの身体のかたちは
変わったという。
おもえば、昨日は何気なく自分のあたまを触っていたが、柔らかくて驚いた。
そうか
変わったんだ。
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