Love and Light
太陽が傾いて暮れる準備に入る頃
空は全体的に明るく夜が来るのが信じられない。
東の山際を見やれば
間も無く満月になる白い月が昇ってきた。
漸次に黄色を帯びてくる。
周辺の空は、淡い水色から淡い桃色を含んだグラデーションに移りゆく。
太陽を追うように月が昇り、
夏は秋に向かっていく。
7月はゆっくりと自分と向き合う時だった。
自分の中のドロドロとした感情と、茹だるような暑さに弱った身体と心が揺さぶられ続け、自分の形がわからなくなっていた。
自分の感覚がすべてネガティヴに向かうので、あえて周りを見ないようにした。
回復のきっかけは、友人との散策だった。
友人は妊娠８ヶ月、中には女の子がいる。
その体内の子と、なんとなく縁を感じていた。
友人に天川のみたらい渓谷の話をしたら、行きたいと言ってくれた。
身重の彼女にしたらかなりの長旅である。
電車とバスを乗り継いで天川村の洞川に伺った。
食事の予約まで少し時間があるので、みたらい渓谷の入り口を散策した。
食事はいつもの天川 空の〔わの食〕
身体が喜び腸が活発になる、そして浄化が始まる。
前回、伺った時よりもパワフルに変化されていて、またエネルギーをいただく。
かなり早い変化が起こっている。
友人も食事の後、いつもなら消化に時間がかかり、しんどくなるが、この食事はしんどくならないと感じていた。
普段から自然な食事を考えるきっかけになる。
様々な話をして、心の中にあったドロドロとした感情も浄化されたような気がした。
感情も思考も滞ると苦しみなどが起こる。
清らかな水の流れるごとく、起こった感情と思考も滑らかに流していきたいと思う。
共に旅してくれた友人と赤ちゃんに感謝したい。
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