浄化のとき③
消えた。
消えたというよりは、自分の思考が主張するのを
冷静に止めてみる。という感覚かもしれない。
相手が言おうとすることの中に
なにが顕われるのかを観察できるようになっていた。
自分の感情の揺らぎに影響を受けなくなってきたのである。
周りに影響されない。
独りよがりという意味ではない。
我を通すということでもない。
自分をじぶんとして受け入れ。
相手を相手としてそのままを一旦受け止める。
相手に依存するでもなく
自分の核は常に真ん中に持ち
融合ではなく個を個として
ありのままにそこにいることを体感する
自由さ。
少しずつ
少しずつ
はがれていく
わたしの鎧
軽くなり
閃いた思考を
ため込むことなく
爆発させるでもなく
滑らかに流していける。
わたしはわたしでしかない。
そう思ってから。
楽になった。
とても楽になった。
好きな言葉がたくさんできた
好きな人たちと過ごす時間が愛おしい
感覚はシンプルでいい。
そんな生き方をしている人とよく出会うようになった。
じぶんの流れがはじまった。
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