法然院のさざなみ

京都が祇園祭りで賑わうなか
わたしは出町柳からおりて
西に向かった。

銀閣寺のやや賑わうなかを過ぎ、
哲学の道のせせらぎに沿うように進む。
法然院の音を聴きに。

法然院 方丈

openingactはsleepland

ひぐらしの声。ししおどし。
庭に降り立つ鳥の羽音。

葉が落ちる様が、映像のように
目の前に現れた。

音のうねり。

次第に暗くなっていく庭。
続いて
原 摩利彦さんの、live installation
穏やかな声で、自然体でおききください。
と促される。

いつの間にかひぐらしの声がやみ。
蛙の鳴き声に変わる。

わたしは壁に寄りかかり
脱力した。

全身、肌に染み込んでいくような体感だった。

彼が自分の音を確かめる場所だとツイートしていた。

原点に向き合う素晴らしい場所に
共在できて、嬉しかった。

丁寧に丁寧に生きる。
そんなことを思った。

breath works _ 「 呼吸」

このサイトにご来訪いただき ありがとうございます。 8月のopen日をご検討いただき ありがとうございました。 受付締め切らせていただきました。 またの機会にお会いできるのを楽しみにしております。 ご予約、お問合せは、InstagramのDMから 受付けております。 breath works 呼吸  たかしま

0コメント

  • 1000 / 1000